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妊婦の皆様へ

担当 : 健康福祉課 / 掲載日 : 2024/01/16

「母子ともに安全な出産のために」妊婦のみなさまへのメッセージ

妊娠おめでとうございます。

 四万十町では、妊娠期を大切に過ごし、安全な出産をしていただくために、母子健康手帳とともに医療機関で使用できる妊婦健康診査受診票(14回分)を交付し、ハローベビー・スクールや産前訪問等で妊婦への支援を行っています。妊婦健康診査を定期的に受け、産科医療専門職による出産の介助を受けることが安全な出産のために重要です。

 ここ数年、医師や助産師の介助を受けず、ご家族だけで自宅で出産されるケースが見られます。出産にあたっては、予想しない事態の発生もあることから、このような無介助分娩は母子の生命を危険にさらす非常に危険な行為です。

 私たちは母子ともに無事なお産を心から願っていますが、それでもなお無介助分娩を希望される場合、その責任はすべて自己責任となります。

 すべての妊産婦の方を対象に大切な命を守るために、役場専門職(保健師及び助産師)の産前・産後の連絡、訪問をさせていただきますことをご了承ください。



                  四万十町長 中尾 博憲


警告!! 専門家が立ち会わない無介助分娩は危険です!!
2009年1月29日
日本助産師会 安全対策委員会
安全対策室

 最近、医師や助産師などの専門家の介助無しに夫婦だけで出産をする方がいると聞こえてきます。それに伴う事故も起こっています。最悪の事態では母子二人の生命を失うことになります。これは、お産の専門家から見ると、「無介助分娩」というとても危険なことです。
 日本助産師会は、生まれてくる赤ちゃんと母体の安全を最優先させるべきと考えています。
 妊娠中に妊婦健診でしっかり、経過に異常がないか専門家に診てもらうことは、安全なお産にする上でとても重要なことです。
 しかし、妊娠中に異常がなくても、出産時に母体の大出血や胎盤が出ずに困ることもあります。また、赤ちゃんが仮死で生まれたりすることがあります。そんな時、専門家が側にいて、迅速に、適切な対応をしてもらうことが必要になります。
 何か異常があったときに救急車を呼べばよい、という安易な考え方だけでは、助けられる命も助けられないことになることが起こりえます。
 最近ニュース等で話題になっているように、全国的に、産科病棟閉鎖が相次ぎ、緊急時の患者受け入れは、非常に困難な現状があります。専門家を経ないで適切に搬送することは、余計に困難になります。
 絶対に、夫婦二人だけの「無介助分娩」をしないで下さい!医師や助産師などの専門家のもとで、お二人の最も大切な赤ちゃんを元気にお迎え下さい。それが、専門家や日本助産師会の心からの願いです。

 


このページに関するお問い合わせ
健康福祉課
〒786-8501 高知県高岡郡四万十町琴平町16番17号
TEL:0880-22-3115 Fax:0880-22-3725

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