平成25年度 興津小学校地域防災について
2月23日 防災学習会
今回は、11月に実施した登校時避難訓練について、京都大学の矢守教授や研究生の方が検証してくださいました。
地震発生から近くの避難所へ避難するまでの一人ひとりの動きをGPSを使ってシュミレーションで示しながらの説明です。15分避難が遅れた場合を想定したものも見せていただき、津波に飲み込まれそうになる様子に子ども達も息を飲んで見入っていました。また、家庭でできる防災対策についても具体例を挙げながら丁寧にお話し下さいました。
会場に来てくださった60名を越える保護者や地域の方々も真剣に耳を傾け、地震が起これば、自分の判断ですぐに高いところへ逃げることの大切さを再確認していました。
2月17日 下校時避難訓練
11月に、登校時の訓練を行いましたが、本日、下校時の避難訓練を実施しました。「地震です」の放送が流れると、子どもたちは安全な場所でしっかり頭を守り、しゃがんでいます。揺れがおさまると、自分がいる場所から一番近い避難場所を瞬時に考え、それぞれが個々の避難場所へ避難します。地域の方々、町防災対策室の方のご協力のもと、全児童が無事に避難することができました。
2月10日 防災マップ表彰
毎年5・6年生が応募している、防災マップコンクール。今年は”佳作”に入賞しました。また、長年取り組んできたことを認めていただき、”複数回応募賞”もいただきました。今後も取り組んでいきたいと考えています。
1月30日 JICAとの交流学習
JICA(国際協力機構)の方、地域ぐるみ推進委員、消防団、役場の方が来校され、海抜シート貼りと交流学習を行いました。JICAの研修生として、中米6ヶ国から12名の方も来校され、児童と一緒に参加していただきました。あいにくの雨でしたが、海抜シートを取り付けに行きました。午後は、交流学習ということで、通訳を通しての会話となりましたが、興津小学校の防災の取り組みについて児童が発表し、質疑応答も行いました。
12月10日 防災学習
海外災害援助市民センター、被災地NGO協働センター、NPO高知市民会議の方々が、京都大学の矢守教授と来校され、それぞれの活動内容や体験談を語って下さいました。児童からは、今年度の防災学習の取り組みをまとめて発表し、その後互いに質疑応答。海外の活動や、東日本大震災の悲劇や奇跡の話に児童は真剣に耳を傾けていました。
12月 7日 防災炊き出し訓練
最終避難地の興津保育所で行った炊き出し訓練。小中学生、保育園児、地域ぐるみ推進委員、消防団、保護者、そして地域の方々、200名を超 える方が参加してくださいました。大がまでの炊飯と豚汁作り。早朝から精米、焚きつけの準備、会場設定、食事作りとほんとうに多くの人がご協 力くださいました。小中学生も一緒に作業を行うなかで非常時の不便さと共同性の重要さを学ぶことができました。
11月29日 起震車体験
地震の揺れの恐ろしさを体験するとともに、部屋の中での即座の避難行動について学びました。地域の方や保護者も参加してくださいました。
11月12日 登校時避難訓練
防災無線から地震発生の放送が流れると、危険なものから離れその場で頭を守って座り、その後近くの避難所へ駆けあがりました。 どの避難所へ逃げるのか即座に判断する訓練でもあります。 京都大学の矢守教授が、どの避難路を使って、どこの避難所へ、どれくらいの時間をかけて逃げたか、一人ひとりの避難行動をGPSと聞き取りで調査してくださいました。
11月 8日~9日 防災キャンプ(5・6年)
興津保育所で、防災キャンプを行いました。テント設営、備蓄品を食べたり、ロープを使った学習などを経験し、寝袋で一夜を過ごしました。
11月 1日 防災視察研修(5・6年)
徳島県立防災センターへ、5.6年生が研修に行きました。地震、消火、風雨、煙体験など、実際に近い状態で体験し、その対応について学びました。
10月31日 第2回興津地域ぐるみ防災の会
隔年で行われる「炊き出し訓練」。今回、初めて興津保育所で行いますが、推進委員の方々が、地域の未来を担う児童生徒の防災意識の涵養のため、子どもたちの参加のあり方や地域の協力体制について真剣に協議してくださいました。多くの方のご支援により、、諸準備、役割分担、タイムスケジュール等が決まりました。
7月9日 第1回防災学習会
町防災対策課の山脇さんからは、興津地区津波避難訓練計画について説明がありました。京都大学院生の孫さん、谷澤さんからは、地域の方の個人タイムトライアルから避難の実際や協力くださった方々から貴重なご意見、感想をいただきました。京都大学の矢守教授は、緊急時にあなたならどう判断し行動するかをクロスロードという選択ゲームで皆に考える機会をつくってくださいました。
7月9日 第1回防災学習会を行います。ぜひご来場ください!
6月13日 第1回興津地域ぐるみ防災の会
興津地域ぐるみ学校安全体制整備推進委員会の第1回目の会を行いました。この会の発足の経緯やこれまでの実践について船村大総代より説明があり、その後本年度の事業計画について協議しました。今年の大きな行事は2年に1回実施する炊き出し訓練です。地域の皆が力を合わせて実りある取り組みにしていくことを確認して閉会しました。
4月25日 小中合同避難訓練
近いうちに起こるとされる南海地震に備え、小中学校合同で行う避難訓練。今まで学校からの避難は小室避難所(忠霊塔)でしたが、避難道路が整備されたこと、また津波の浸水状況を考慮すると向山が良いのではないかという京都大学矢守教授からの進言を踏まえ、今回は向山へ避難。15分以内の避難をクリアし、中学生は6分で、最後の児童と教師が避難場所に到着したのは8分58秒でした。ヘルメットをかぶり懸命に走り山を駆けのぼる子どもたちの表情は、皆真剣でした。