平成30年度 ぼうさい教育について

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平成30年度 興津小学校地域防災について

近い将来予想される南海トラフ地震による津波と土砂災害に備え、、海岸部に位置する興津小学校地域ぐるみ学校安全体制整備推進事業を展開し、減災を基本とした取り組みを進めています。

1月31日 下校時避難訓練

今回はNHK高知放送局の取材の方が参加しての避難訓練を実施しました。残念なことに「雨」の中での訓練となりましたが、地震・津波は天気のいい日に都合よく発生するものではないことからも、むしろ悪天候の中での訓練は見方を変えれば絶好の訓練日といえます。15時55分一斉下校後、16時に流れた訓練放送を受けて、児童は物が倒れてこない場所で、傘やランドセルを持った状態でも身を守る行動をとることができました。その後、避難の放送を聞いてからもすばやく最寄りの避難場所をめざして真剣に避難することができました。


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1月24日 ヘルスメイトによる簡単にできる災害食づくり

食育講座を通して、災害食について関心を高めることをねらいとして、ライフラインが寸断された災害時に作ることができる料理4品を町食生活改善推進員(ヘルスメイト)さん10名から教わりました。ガスボンベ1本しか使えないという条件で、県食生活改善推進協議会推奨の「コーンごはん」「ツナと豆腐のつくね焼き」などを「火が通りやすいよう、野菜は薄めに。」「へたの部分も無駄にせず、命をつなごう」などの具体的な助言を受けながら、1時間30分の調理を行いました。児童から「種類が増えると、飽きなくていい。」「家でも挑戦したい。」、中でも「調理で使った油は2~3時間もつランプとして使える。」という5年生児童の指摘には、さすがのヘルスメイトさんも驚かされていました。

12月17日 火災訓練

これまで「2階理科室から出火、北東の風により延焼のおそれあり」という想定での火災訓練を重ねてきましたが、本年度は昨年度の四万十清流消防署の皆さんの助言を踏まえて、(1)出火場所を変える(2)スモークを廊下に充満させるという工夫を取り入れた訓練を実施しました。地震・津波の避難訓練を継続的に実施してきた成果も反映されて、避難に要した時間は昨年度を大きく上回る時間(1分40秒)でした。訓練後の「消火体験」や「煙体験」も、火災から身を守るための実感を伴った知識となりました。

12月12日 避難場所めぐりⅡ

興津地区には15の避難場所(避難所を含む)があります。その中から今回の避難場所めぐりの場所として選択した「元地山避難路」は、数日後に実施する「校内マラソン大会」時に地震・津波が発生した際の避難場所にあたります。学校から約1.5km離れた場所びあると共に厳しい傾斜の避難路です。児童は登ることや下ることに気を付けながらも工夫や改善を自分なりの言葉で2種類の付箋に書き、その後は班の友達どおし紹介しあいました。

11月20日 登校時避難訓練

午前7時40分ごろ、地震発生を知らせる放送とともに児童生徒は通学路において身を守る行動をとることができた。その後本気度100%で最寄りの避難場所を目指して避難行動をとることができていた。避難場所への移動時間の短さや真剣な態度、また自宅から近い避難場所ではない場所をその時の状況から判断決定(今自分のいる場所はここだから、1番近い避難場所はあそこだ!!そこに避難しよう!!)していた点も、日頃の防災学習の成果の表れであると捉えています。

11月16日 防災視察研修

この日、興津地域ぐるみ学校安全体制整備推進委員会の委員さんのご参加のもと香川県防災センターでの視察研修を実施しました。バスの中ではDVDを視聴して防災学習、香川県防災センターいおいては、体験活動として【映像体験】の後【消火体験】【暴風体験】【煙避難体験】【地震体験】の順に様々な体験活動を行いました。児童にとって初めての体験となったのは風速30Mの【暴風体験】です。施設は教育的効果のあるブースが設置されていて、実感を伴った体験学習を行うことできました。香川県防災センターの皆様にはご協力いただき厚く感謝申し上げます。


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6月28日 起震車体験

本体験活動は、揺れに対する疑似体験を通して、家具固定など日常の揺れへの備えを高めることをねらいとしています。興津地区は、南海トラフ地震が発生した際には、震度6強の揺れが想定されています。ゆえに毎年、その揺れを体感しておくことは、自分の命を守る力を育む上で、極めて重要な活動であると考えています。


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6月27日 地震・津波避難訓練(休み時間)

自分の命は自分で守る力を身につけさせるためには、様々な場や状況を想定しての避難訓練を実施することが重要です。そこで今回は、窪川警察署のみなさんや町危機管理課のみなさんのご支援のもと、子どもたちには事前の告知を行わない「休み時間」の避難訓練を実施しました。緊急地震速報とともに、子どもたちは物が落ちてこない・移動してこない・倒れてこない場所を素早く見つけ、身を守る行動をとることができていました。日々の訓練の積み重ねの重要性を改めて実感しました。訓練後には、避難する可能性が最も高い避難場所に設置されている「防災倉庫」にマイ非常用持ち出し袋を保管する活動も行いました。命を守るために事前の備えをすることも大切ですものね。


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6月12日 第1回興津地域ぐるみ学校安全体制整備推進委員会

今年度第1回目の興津地域ぐるみ学校安全体制整備推進委員会を行いました。昨年度取り組みの振り返り、今年度の取り組みについてを協議しました。


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5月9日 避難場所めぐり

興津地域には15か所の避難場所・避難路・避難タワーがあります。子どもたちには、地震津波が発生した際には、自分の判断で適切な避難場所を選択する力が求められます。そのためには、まず15か所の避難場所等の情報を常に最新のものに更新しておく必要があります。その取り組みが避難場所めぐりです。今回は3つの地区のうち郷分地区の避難場所である、田代山避難路を訪れました。グループ学習では、上級生が教科リーダーとして(1)避難路での工夫(2)問題点や改善点について意見交流を進めていきました。


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4月27日 小中合同地震津波避難訓練・防災研修会

本年度最初の地震津波避難訓練を小中学校合同で実施しました。子どもたちが自分で考え、判断し、その時・その場で正解を生み出せる力を身につけさせるためには、いろいろな選択肢を提供しておくことが重要であると考えています。そこで、今回の訓練においては、これまでとは異なった避難経路を通って避難場所まで避難する活動を取り入れました。本気度100%の子どもたちの姿に大きな手ごたえを感じました。


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