平成31年度 ぼうさい教育について

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平成31年度 興津小学校地域防災について

近い将来予想される南海トラフ地震による津波と土砂災害に備え、、海岸部に位置する興津小学校地域ぐるみ学校安全体制整備推進事業を展開し、減災を基本とした取り組みを進めています。


2月17日 防災マップ見直し

 2月17日、町危機管理課と建設課の方に来ていただき、防災マップで地域の整備状況を確認しました。防災マップは、10年以上にわたって興津小学校の児童が取組んできた活動です。その中で、興津保育所が高台に移転する成果もありました。

 今回は、道路のでこぼこや柵の無い用水路などの場所を確認したり今年度学習した土砂災害危険区域についても改善点はないか意見交換をしました。


見直し
見直し

1月30日 下校時避難訓練

 興津小中学校合同で15時55分一斉下校、16時に流れた訓練放送を受けて、児童は物が倒れてこない場所で、ランドセル等を持った状態でも身を守る行動をとることができました。その後、避難の放送を聞いてからもすばやく最寄りの避難場所をめざして真剣に避難することができました。

 日ごろの訓練通り、10分ほどで全員の避難が確認されました。ご協力いただいた地域の皆様、ありがとうございました。


下校
下校
下校
下校

メキシコからの視察

 1月27日 メキシコからぼうさい甲子園での発表内容を聞かせてほしいと視察団の方が来校しました。京都大学防災研究所の伊藤喜宏准教授とメキシコJICAの方々です。

 5・6年生は発表の後、防災すごろくマップを囲んで視察団の方と意見交換をしました。このような経験は、日常の授業だけでは得られない貴重な体験になっています。子どもたちは、これまで学習したことや経験してきたことを基に、質問に答えようと自分の中から言葉を引き出していました。

 子どもたちの防災学習が海を越えたメキシコで役立つということを実感し、自信を持ってもらいたいと思います。


メキシコ
メキシコ

1月23日 全校 防災すごろく大会

 1月23日 全校 防災すごろく大会を開きました。5・6年生がルール説明をした後、縦割り班に分かれてすごろくを楽しみながら、興津地区の防災について学びました。

 初めて遊ぶ1年生もサイコロを振りながら地域の様子を知り、どのような改善ができるか考えていました。

 RKC高知放送の久保田アナウンサーも参加していただきいろいろと地域のことを質問してくださってました。教員の知らない場所も、子どもたちは「あそこは…」「ここは・・・」と教えてくれました。


全校
全校
全校
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全校

1月12日 ぼうさい甲子園

 1月12日(日)兵庫県神戸市兵庫公館において、ぼうさい甲子園表彰式・発表会が開催されました。興津小学校は優秀賞、興津中学校はURレジリエンス賞を受賞し、興津中学校と一緒に6年生4名が参加してきました。
 6年生は前日から神戸入りし、宿泊所で京都大学教授矢守先生に最後の発表練習を見ていただき、自信をもって発表に臨みました。リハーサルでは緊張した様子でしたが、表彰式後の発表会では300人の参加者を前に興津小学校が取組んできた防災学習や防災すごろく・デジタル防災マップについて堂々と発表することができました。

 また、ぼうさい大賞を受賞した徳島県津乃峰小学校をはじめ、素晴らしい実践発表を直接聞くことができたことは6年生にとって貴重な経験となりました。

ぼうさい甲子園(NPOさくらネット)

ぼうさい甲子園(兵庫県)

ぼうさい甲子園(youtube) 興津小表彰は35分頃 興津小発表は1時間47分頃から


甲子園
甲子園
甲子園
甲子園

デジタル防災マップ QRコード

興津小学校が作成してきた防災マップの情報を、Googlemap上に表示させています。

最新でない情報もあります。防災学習の過程で作成したものですので、参考として見てください。


甲子園

12月14日 炊き出し訓練

 隔年で行われる興津地区防災炊き出し訓練。早朝から、消防団の皆さんを中心に会場設営をするところから始まりました。開会行事の後、児童も参加して食材の準備や火おこしなど貴重な体験をさせていただきました。

 300人分の食事準備は保護者・地域の皆様のお力添えのおかげで、大鍋による炊飯、豚汁作りを無事行うことができました。11時頃には準備ができて、地域の方も次第に集まり豚汁とおにぎりをいただきました。大変おいしくてたくさんいただきました。
 会場で手際よく準備をする大人の方と共に作業できたこと、地域の皆さんが役割を分担しながら協働して作業にあたっている姿を見ることができたことは、未来を担う児童生徒にとって大きな収穫となりました。

炊き出し
炊き出し
炊き出し
炊き出し
炊き出し

12月13日 火災訓練

家庭科室から出火した場合の火災避難訓練を行いました。訓練後は「消火体験」や「煙体験」も行い、火災から身を守るための実感を伴った訓練となりました。

火災
火災

11月27日 避難場所めぐり(2)

 興津地区には15の避難場所(避難所を含む)があります。その中から今回は、興津地区防災拠点地区である消防屯所・デイサービスさくら貝興津保育所を中心に学習しました。

 避難場所では、避難場所の工夫や改善について一人一人が気づいたことを縦割り班で紹介しあいました。


避難場所巡り2
避難場所巡り
避難場所巡り
避難場所巡り

11月19日 登校時避難訓練

 午前7時45分ごろ、地震発生を知らせる放送が流れました。今回は、児童が学校に登校し教室に入る頃の放送となりました。

 担任は各避難場所で待機しているので、学校に残っているのは教頭先生のみ。しかし、放送と同時に児童は自主的に身を守る行動をとり、5・6年生を先頭に自主的に避難場所に向け避難を開始することができました。

 大人の指示待ちにならず、避難行動をとることができたのは日頃の防災学習の成果の表れであると捉えています。

 向山避難所に全員集合後、大人の指示がなくても自主的に避難できたことをほめました。反省点として校舎内にいた児童は、手近のヘルメットをかぶって身を守り避難するように話しました。

 興津小学校では、教室内だけでなく廊下などにもすぐかぶることができるようヘルメットを配置しています。


登校時避難訓練

11月15日 海・山の防災交流学習会(2)

1学期、七里小学校を訪問した海・山の防災交流会。2学期は、七里小学校・影野小学校を興津小学校に招いて行いました。1部は、七里小学校が土砂災害学習の成果を発表。2部は、避難訓練放送と共に会場で身を守る姿勢を取り、全員で向山避難所まで非難する訓練を行いました。その後、興津小学校の児童が防災クイズを出題しながら忠霊塔・4号タワーの避難場所巡りを行いました。3部では、京都大学防災研究所の矢守克也教授の講評をお聞きして、この日の防災交流会の成果を確かめ合うことができました。

防災交流会
防災交流会
防災交流会
防災交流会
防災交流会
防災交流会

11月14・15日 興津ぼうさい探検隊【3・4年生】

3・4年生は、興津地区自主防災組織会長船村覚さんと四万十町危機管理課芝野さん中野さんのお話をうかがいました。お話を聞いたことについて質問をする中で、興津地域の防災意識を高めていくことの大切さを学ぶことができました。

防災探検隊
防災探検隊
防災探検隊
防災探検隊
防災探検隊

11月2日 小中合同避難路清掃

興津中学校と合同で、地域の避難路清掃を行いました。防災意識を高め地域に貢献する心を育てることを目的に毎年行っています。小学校1年生から中学校3年生まで、少ない人数ですが協力して取り組むことができました。また、保護者の方や地域の皆様にも参加していただきました。

避難路清掃
避難路清掃

命は自分で守る「5分間走」

火曜日から金曜日まで、毎朝の5分間走に取組んでいます。この取組は、体力向上を目指したものですが「津波から逃げ切り」「自分の命は自分で守る」ためでもあります。

 

本校は、海岸から約300m。

運動場の向こうは後川、県道、松林、そして環境省選定「快水浴場100選」に選ばれた興津海水浴場です。

5分間走
5分間走

5分間走

地震発生時には、校舎の後ろに見える向山避難所までの約1kmを走ります。

地震発生から津波到達まで15分から20分間と言われていますが、これまでの避難訓練では1年生も含めて10分以内の避難完了ができています。


11月5日 第2回興津地域ぐるみ学校安全体制整備推進委員会

今年度第2回目の、興津地域ぐるみ学校安全体制整備推進委員会を行いました。本年度前期の取組を振り返り中間検証を行いました。また、12月7日(土)に予定されている「第8回炊き出し訓練」について計画を確認し協議しました。

地域ぐるみ2

防災すごろく土砂災害対応版の作成

5・6年生は、昨年度作成した「防災すごろく」に土砂災害を取り入れたものを作成しました。

協力 京都大学 防災研究所巨大災害研究センター 矢守研究室

 

10月10・16日 フィールドワーク・防災すごろく土砂災害対応版作製

10月10・16日 フィールドワーク・防災すごろく
10月10・16日 フィールドワーク・防災すごろく
昨年度のすごろくの上に透明シートを重ねました

昨年度作成した「防災すごろく」に透明シートを重ね、その上に土砂災害危険場所を貼り付けることで「防災すごろく土砂災害対応版」を作成することができました。

土砂災害学習

これまでの地震・津波災害学習に加えて、土砂災害学習を進めています。学習したことは、本年度の防災マップとして取りまとめます。

9月26日 フィールドワーク 5・6年生 協力 県須崎土木四万十事務所

土砂災害が予想される場所を知り、地形等の特徴を学習しました。

9月26日 フィールドワーク
9月26日 フィールドワーク

10月9日 学習会・フィールドワーク 全校児童 協力 県須崎土木四万十事務所

土砂災害について災害発生時の対応等について学習し、興津地区の危険個所フィールドワークをしました。縦割り班で学習し、5・6年生は前回学習したことを基に低学年児童に説明をすることができました。

10月9日 学習会・フィールドワーク
10月9日 学習会・フィールドワーク

7月17日 地震・津波避難訓練(休み時間)

自分の命は自分で守る力を身につけさせるためには、様々な場や状況を想定しての避難訓練を実施することが重要です。そこで今回は窪川警察署のご支援のもと、「休み時間」の避難訓練を実施しました。緊急地震速報とともに、子どもたちは物が落ちてこない・移動してこない・倒れてこない場所を素早く見つけ、身を守る行動をとることができていました。日々の訓練の積み重ねの重要性を改めて実感しました。訓練後には、避難する可能性が最も高い避難場所に設置されている「防災倉庫」にマイ非常用持ち出し袋を保管する活動も行いました。命を守るために事前の備えをすることも大切ですものね。


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7月12日 第1回 海・山の防災交流学習会

自分たちの住んでいる四万十町の自然災害の歴史や、危険個所を知り、防災に対する知識を高めるとともに「自分の命は自分で守る」という意識や行動化の基礎を培うことを目的として、「土砂災害」について学習をするため四万十町立七里小学校との防災交流学習会を行いました。

今回は興津小学校3~6年生の児童が七里小学校を訪問し、これまで学んできた地震・津波に対する防災学習の成果を発表した後、七里地区自主防災会の方にご指導いただき、七里小学校の児童の皆さんとともに七里地区のフィールドワークを行いました。

この様子は、四万十ケーブルテレビでも取材をしていただきました。

四万十ケーブル★テレビポータル みのがしうぉっちんぐ 2020年7月ごろまでの公開予定です。

しまんと放送室569


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7月6日 防災参観日

各学年で、防災についての授業を行いました。

その後、体育館で5・6年生は防災学習で学んできたことをまとめて発表し、京都大学岡田先生から助言をいただきました。

また、京都大学矢守教授の講演では、地震だけでなく大雨や土砂災害についても学ぶことができました。


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6月11日 第1回興津地域ぐるみ学校安全体制整備推進委員会

今年度第1回目の興津地域ぐるみ学校安全体制整備推進委員会を行いました。昨年度取り組みの振り返り、今年度の取り組みについてを協議しました。


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5月10日 避難場所めぐり

興津地域には15か所の避難場所・避難路・避難タワーがあります。子どもたちには、地震津波が発生した際には、自分の判断で適切な避難場所を選択する力が求められます。そのためには、まず15か所の避難場所等の情報を常に最新のものに更新しておく必要があります。その取り組みが避難場所めぐりです。今回は3つの地区のうち浦分地区の避難場所である、七子谷・灯台口避難路を訪れました。グループ学習では、上級生が教科リーダーとして(1)避難路での工夫(2)問題点や改善点について意見交流を進めていきました。


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4月25日 小中合同地震津波避難訓練・防災研修会

本年度最初の地震津波避難訓練を小中学校合同で実施しました。子どもたちが自分で考え、判断し、その時・その場で正解を生み出せる力を身につけさせるためには、いろいろな選択肢を提供しておくことが重要であると考えています。本気度100%の子どもたちの姿に大きな手ごたえを感じました。


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四万十町立興津小学校

〒786-0045 高知県高岡郡四万十町興津1572番地
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