田野々小学校の研究主題を更新しました。
本校では、平成26年度より「活用する力を育成する算数科の授業づくり」という研究テーマで、授業スタンダードの確立に向けた取組を進めている。1年目の取組から見えてきた「めあて」「練り合い」「まとめ・適用」の3つの課題を重点的に取り組むことで田野々小学校授業スタンダード化の確立ができた。また、昨年度後半から「ふりかえり」もスタンダードに位置づけ、視点に沿ったふりかえりを行っている。それらの取り組みにより、全国学力・学習状況調査や高知県版学力状況調査において、B問題で成果が見られた。しかし、児童らが「主体的・対話的で深い学び」を目指す授業構成としては、まだ全体的に課題が残る。
そこで、本年度も引き続き、田野々小授業スタンダードを基本としながら、学習リーダーを育成し,練り合い場面を発展させることで児童らの「主体的・対話的で深い学び」を実現していくようにしたい。
児童の視点に立った「めあて」を児童とのやり取り通して、児童とともに創りだすことで、児童が「やりたい!」「やってみたい!」と主体的に問題解決できていく。
全体思考の学び合いの場面では、自分の解き方を持ったり友達の解き方を見つけたりする中で、算数用語を用いた適切な説明や説得を交流し合うことで、思考力・表現力が高まり合っていく。伝え合うことだけがゴールではなく、仲間づくり・学級づくりの視点を持って、ペア学習やグループ学習を取り入れていく。そして、前期・中期・後期とステップアップしていくようにしていく。
自分のことばや友達のことばをつかって「まとめ」ができ、「適用問題」では自分に合った解き方で全問解くことができる。また、「ふりかえり」の視点に沿った「ふりかえり」を行うようにする。
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