はるかのひまわり絆プロジェクト

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 本年度の窪川中学校生徒会は、「みんなと共に夢を実現できる窪川中学校~今の全ては夢のため~」という活動方針で様々な取組を行っています。その取組の一つに、昨年度まで興津小・中学校が取り組んでいた、「はるかのひまわり絆プロジェクト」を本年度より窪川中学校が引き継ぎ、ひまわりの種を育ててきました。
 平成7年1月17日大きな地震が神戸を襲いました。木造の建物は、2階部分が崩れ落ち、一回は完全に押しつぶされていました。はるかちゃんががれきの下から発見されたのは、地震発生から7時間後でした。震災から半年後、はるかちゃんの家があった空き地。はるかちゃんの遺体を発見した場所には驚いたことに、無数のひまわりの花が、力強く、太陽に向って咲いていました。お母さんはひまわりを見て、「娘がひまわりとなって帰ってきた」と涙しました。近所の人たちは、この花をこう呼びました。
 「はるかのひまわり」
 はるかちゃんと同級生の娘さんを持つ藤野芳雄さんは、はるかちゃんを助け出せなかった悔しい思いから、「はるかのひまわり」を、全国へ普及させる活動を愚直に続けてこられました。「はるかのひまわり」の生みの親です。”はるかのひまわり絆プロジェクト”も藤野芳雄さんの真摯な思いから生まれた活動です。(はるかのひまわり絆プロジェクト 松島 俊哉さんより)
 窪川中学校生徒会は、この「はるかのひまわり」が枯れないように、欠かさず部活動に参加する前に交代で水やりを行うなどして心をこめて育ててきました。台風などの被害もなくきれいな花が咲きました。現在はひまわりの種を採取するために乾燥をさせています。来年度もこの取り組みを続けていきたいと考えています。

ひまわりの花

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