四万十川での環境調査のお知らせ
担当 : 企画課 四万十川振興室 / 掲載日 : 2022/03/04
戸川の川で魚道調査を行っています
魚道調査とは、魚の遡上を妨げている可能性のある堰に対して、上流、下流にそれぞれ網を設置し採捕できた魚の種類の違いから、アユなどの遡上をする魚が堰で阻まれていないか?という調査です。
四万十町では、「十和地域まちづくり協議会」からの要望により、十和地域の支流(戸川の川)で、令和2年から毎月(雨天の場合は中止)、地元有志、協力団体、役場職員の協働で魚道調査を行っています。
現在調査中の戸川にある堰
網の設置(遡上する魚を捕まえるために、川を網や石で隙間なく塞ぎます)
アクリルケースを使って魚種を分類
令和3年度の調査で各地点別に捕れた魚数をまとめました。
ヒラテテナガエビやツガニはどこでも同数捕れていますが、堰上は少し魚数が少ないですね。
川の流れや深さなどの環境の違いによるものか、堰によるものか、これだけではまだまだデータが足りません。
来年度も引き続き魚道調査を行ってデータを収集するとともに、環境学習としての参加者募集など新たな展開も模索中ですので、その際はどうかよろしくお願いします。

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