議会議事録
平成26年5月四万十町議会臨時会 町長所信表明
平成26年四万十町議会第3回臨時会
町 長 所 信 表 明
本日ここに平成26年四万十町議会第3回臨時会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、ご多用中にもかかわりませず、ご参集をいただきまして厚くお礼を申し上げます。
開会に当たりまして、私の所信を述べさせていただきます。
去る4月13日執行の町長選挙におきまして、多くの町民の皆様方からご支援とご支持を賜り、不肖私が今後4年間、町政の執行に当たることになりました。
本町にとりまして、人口の減少に加え、少子高齢化や地場産業を支える若者や後継者の減少など大きな課題が山積しておりますときに、その任に当たりますことは、改めてその責任の重大さを痛感しております。
議員各位におかれましては、今後の町政運営におきまして、絶大なるご支援、ご鞭撻を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
さて、合併から8年が経過した今日、本町の人口は約2,300人余りが減少し、高齢化率は約38パーセントとなっております。
とりわけ、山間地域におきましては、高齢化率が50パーセントを超える集落も存在するなど、地域の集落活動への支援と機能の拡充が必要不可欠となっております。
なかでも、この地域で子育てをし、地域の産業を支えてきていただいた、多くの先輩の皆様が、安心して生活できる福祉環境の充実と、地域の産業を支える後継者の育成、そして、起業を志す人材の育成・支援を強力に推進することにより、活力あふれる四万十町を創造していかなければなりません。
また、未だに旧町村の壁を感じざるを得ないところでございまして、この4年間におきまして、産業の振興施策や人材育成、福祉施策を展開する中で、人的ネットワークの構築と地域間交流を促進し、地域間の融和を図ってまいります。
今後は、町職員とスクラムを組んで地域に飛び込み、地域の課題の把握と意見の集約を行い、町民の皆様方のご協力をいただきながら、身近な行政、信頼される行政、そして何よりも機動力のある行政組織への転換を図ってまいる所存でございます。
なお、具体的な施策などにつきましては、次回以降の町議会定例会におきまして、町政運営方針として順次お示ししたいと考えております。
四万十町の明るい未来に向けて全身全霊、邁進してまいりますので、議員各位、そして町民の皆様方におかれましては、今後一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
○添付ファイル1
26年第3回臨時会所信表明 (PDFファイル 129KB)